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― TFSR Japanは、海外でのさまざまな活動に取り組んでいます。 ―

主な活動国

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道具銀行と訓練事業

  この事業の目的の1つは、金属工場や零細な鍛冶屋などを含む、小規模な町工場の生産性を改善することである。

  スリランカ西部州ガンバハ地区と、北西部州クルネーガラ地区が、パイロットプロジェクト実施地区として候補に上がっている。また、地元資源を有効活用し、手工業セクターにおける伝統技術を維持継承する方策も調査する。マータレ地区アルウイハレのマータレー伝統工芸センターには、中部州マータレ、キャンディ両地区の豊かな伝統を引き継ぐ織物や大工、金属加工、食品文化に携わる人々があり、ここをパイロット事業予定地としている。

  両ケースにおいてTFSRが保管している整備済の道具を発送することにより、道具銀行を設立する。道具に対するニーズの調査を行ない、調査結果のデータベースを構築する。貧しいコミュニティーに道具を提供する最善の方法も調査するが現在では、道具のレンタルや分割払いによる販売方法が検討されている。道具の使用や道具の修繕を行なうための施設も設置する。

  この事業により、日本とスリランカの手工業者同士の熟練技術の交流事業も計画中である。

■資金助成実績

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エネルギー関連事業

  TFSRJapanは、平成5年(1993)9月に設立して以来、貧しいコミュニティーの生活や暮らしを改善し、自立を促すために、国内で収集し整備した道具をアジア、アフリカ地域に送り続けてきました。

  平成6年(1994)に始まった道具提供プロジェクトを通して、TFSRはプロジェクト対象国のパートナー組織と良好な共同事業関係を築き、プロジェクトの恩恵を受けてる地元自治組織の信頼を得ることができました。

  その結果、さらに特定化した分野(エネルギー等の分野)で地域コミュニティーレベルの開発ニーズにアクセスすることが可能となりました。

■資金助成実績

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水及び食料の確保事業

  この事業では当初小規模分散型水供給システムの構築と、社会的に弱いコミュニティーでの干ばつによる犠牲者の生活苦や不平等な水供給システムの改善に焦点を当てる。水の確保に関連して、平成10年度(1998)から雨水利用システムと技術に関する詳細な調査を始める。

  スリランカ中部州キャンディ地区、北中部州アヌラーダプラ地区、北西州プタラム地区、南部州ハンバントタ地区、ウバ州モナラーガマ地区から、15のパイロット事業候補が選定されている。

  雨水の貯水、ろ過滅菌、設備の維持管理などに関する技術のフィールドテスト及び調査研究は、これらのパイロット事業地において行なうこととする。これが新聞、放送メディアを利用してトレーニングワークショップ、プロモーション、教育コミュニケーションなどと協力していくことになる。

  この事業の第2の部分は、大干ばつ地域の食料の確保である。これらの地域はスリランカの乾燥地域(ドライゾーン)である。ウバ州モナラーガマ地区から2つのパイロット事業を選定する。そして、乾燥に強い作物の品種選定、使用可能な農業井戸の利用とマルチングや真空蒸発器を使って水のロスを防ぐ技術の可能性を探る。居住様式や移住における影響と同様に、干ばつの影響を受けたコミュニティの対処方法も調査する。

■資金助成実績
  •  平成10年度 外務省 国際開発協力関係 民間公益団体補助事業 生活環境事業
  •  平成12年度 郵政省 国際ボランティア貯金 れんが焼成技術・左官技術指導

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専門家派遣事業

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